最近観賞して、大号泣した映画です。
号泣必須映画
チョコレートドーナツ (2012)
作中で何度かルディ役の俳優アラン・カミングが歌を披露する場面があるんですが、その歌声が最高にシビれます。アラン・カミング演じるルディの、周りの目なんて気にしない自由さと、気の強さと愛情深さ、とにかくめちゃくちゃ魅力的で、本作の演技により彼はいくつもの主演男優賞を受賞しているそうです。
そして、ダウン症の少年マルコ役を演じたアイザック・レイヴァくんの演技が、とても自然体でストーリーが進めば進むほど少年マルコが愛しくてたまらなくなります。
本作は脚本家のジョージ・アーサー・ブルームが1970年代のブルックリンで、実際に『母親に育児放棄された障害を持った男の子と、家族のように過ごすゲイの男性』と同じアパートに住んでいたという実話から着想を得て生まれた作品らしいです。
実話から生まれた
名作オススメ映画2選
名作オススメ映画2選
アポロ13号爆発事故の実話に基づく作品
アポロ13 (1995)
アポロ13 (1995)
【あらすじ】
1970年のアポロ13号爆発事故の実話に基づいて作られた作品。ジム・ラヴェル船長(トム・ハンクス)率いるアポロ13号の乗組員3人が3度目の月面着陸を目指して月へと出発した。しかし、宇宙飛行の途中に宇宙船の酸素タンクの爆発事故が発生し、大量の酸素・水・電気を失うという、月面着陸どころか無事地球に帰れるのかもわからない絶体絶命のピンチが彼らを襲う、、!
本作は派手な演出などはないが、宇宙飛行の直前で風疹に感染した疑いで搭乗を断念せざるを得なくなってしまったケン(ゲイリー・シニーズ)の悔しさ、念願の2度目の宇宙飛行にも関わらず月面を目の前にして帰還を選択したジム(トム・ハンクス)の決断、宇宙飛行士たちの無事の帰還を願う家族の思い、それぞれの心情描写がとてもリアルで、約50年前に世界中が息を呑んだ決死の生還劇が実際に起こったのだと感嘆します。
奇跡と驚愕の実話!
ライオン〜25年目のただいま〜 (2016)
ライオン〜25年目のただいま〜 (2016)
【あらすじ】
インドの田舎で暮らす5歳の少年サルーは、一緒に出かけた兄を待っている間に迷子になってしまい孤児院で暮らす事に、、その後は施設からサルーを引き取り育てたオーストラリア人の義理の両親の元で幸せな生活をするのだが、、。インドで過ごした幼い頃のわずかな記憶を頼りに、25年の時を経てかつての故郷を探し出すために奮闘する、奇跡と驚愕の実話から生まれたストーリー!
本作のエンディングでは、主人公サルーのモデルとなったサルーブライアリーさん本人の映像が流れます。サルーを養子として迎えたオーストラリアの夫婦の愛の大きさや、幼い時の僅かな記憶をたよりに故郷インドへの想いがどうしても忘れられない主人公サルー、この奇跡の実話とともに、毎年インドでは行方不明になる子供が8万人以上もいるという事実や、子供の人身売買など、『奇跡の実話』と言う、ひと握りの話だけではない現状があると言う事を考えさせられる映画でした。
↓↓その他のオススメ映画レビューもぜひ↓↓
↓Amazon↓
↓本日のオススメ本↓
ベルリンは晴れているか
1945年7月、ナチス・ドイツが戦争に敗れ、家族を亡くし一人で生活していたドイツ人少女アウグステはある日、かつての恩人である男性が不審な死を遂げた事を知る。ひょんな事から少女は彼の甥に訃報を知らせるべく、陽気で嘘臭い泥棒男と共に旅をしなくてはいけなくなるのだが、、
世界大戦後の混沌としたベルリンの街の風景や、戦時中のユダヤ人迫害の描写があまりにリアルで悲しく、時に切なく胸が締め付けられ、先の読めないストーリー展開にドンドン引き込まれます。読み終えた後にはタイトルの『ベルリンは晴れているか』という言葉が、胸に染みわたります。
コメント
コメント一覧 (1)