ごきげんよう、ワサ子です。
今回、モーリタニア鉄道の旅編を描きながら、あの旅の日々達を思い出し、せつなつかしい感情を処理するのが大変。


↓↓前回までのモーリタニア鉄道旅編はこちらから↓↓




それでは、モーリタニア鉄道の旅、最終章。



どうぞ。

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この後、結局眠りについたワサ子だったが、
鉄鉱石の粉まみれのパンだのビスケットだの気にせずモシャモシャ食べてたのが原因かはわからないが、異常な腹痛と共に目覚める事となる。





↓鉄道で迎えた夜明け↓






名残惜しみがらも、ワサ子のモーリタニア鉄道の旅は無事終わった。

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↓彼が今回の旅の相棒、アリです。↓
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旅人に寛大なモーリタニアの人々

砂と風と太陽の国、モーリタニア。

近年は近代化が進み砂漠を離れ、街での生活をする人達が増えたが、それでもやっぱりモーリタニアの人々は砂漠での生活に憧れ、時間を見つけては砂漠での生活をしたいと砂漠に戻り、砂漠を恋しがるという。

モーリタニアの人々は、隣国のセネガルやモロッコに比べると、とても素朴で、それでいて質素で慎ましい暮らしを好んでいる様に見えた。

そして、私の様な旅人にも優しく穏やかだった。今回の鉄道旅で出会ったアリは、列車を待っている時や、乗っている時も、常に私にお水や食料を分け与え、列車旅が終わりヌアディブの街に着いた後は、アリの家族の家に招待され、美味しいご飯をごちそうしてくれた。アリの家族と別れを告げた後は、私をタクシーに乗せ、ホテルまで案内し「自分で払えるから大丈夫だよ」という私を制し、タクシー代まで払ってもらってしまった。

アリは裕福なワケではないし、下心があるわけでもなかった。「せめてタバコか何か欲しいものでもお礼に買わせて」という、私の申し入れも断り、アリは私から何も受け取らなかった。


モーリタニアの人々は、自分達の国をとても愛しているからこそ、この国に興味を持ち、訪れる旅人達をこんなにも優しく受け入れてくれるのかもしれない。



この旅を思い出す度に、アリの歯の抜けた笑顔を思い出す。







最後まで読んでくれてありがたし。
ワサ子嬉し。

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